ＫＬＸ１１０Ｌ用前後サスペンションＨＡＲＤスプリング

大変長らくお待たせしました。
って、誰も待ってないかもしれませんが、漸くオリジナルのハードスプリングを世に出す手はずが整いました。

ＫＬＸ１１０から始まってＫＬＸ１１０Ｌでも、”走って・遊んで・弄って・作って”と試行錯誤を繰り返してきましたが、最後の課題であった「サスペンション」にメスを入れた事で、ＫＬＸ１１０Ｌの遊び方（走り方）に在る一定の目途を付ける事が出来ました。
大人の遊び道具としてのＫＬＸ１１０Ｌをノーマルのままで乗っていると、どうしても純正のサスでは柔らかい腰が無いと思ってしまう事がありますよね（自分の技量はおいといて）。
かといって、既存の社外ハードスプリングだと、今度は逆に硬すぎて動かない何て事が・・・
そこで重い腰をあげて、その中間って感じのスプリングを作ってみた訳です。
随分と時間が掛かってしまいましたが、こればっかりという訳にもいきませんし、作って試して作り直してという間がありますので勘弁して下さい（言い訳ですが）。
以前のブログで、開発協力者を紹介した事もありましたよね、覚えてます？
御大層なご託はさて置き、どんなもんかって言いますと・・・

フロントフォークスプリングＨＡＲＤ

これは、以前使っていた社外品でもバネ定数的には問題なかったのですが、外径が大きくてインナーチューブ内に接触する事がままあったので、折角なんで作ってしまいました。

リヤショック（サスペンション）スプリングＨＡＲＤ

リヤショックスプリングは、単純に表現して純正品だと柔らかく社外品だと硬すぎるという問題があったので、新たにバネ定数を設定して作ってみました。
名称はハードスプリングですが、社外品を使った事のある人にしてみればミドルスプリングとなりますか。
写真下のホワイトがそれ（イエローは試作中の子供専用ソフトスプリング）です。

リヤショックリバルビング

見た目では分かりませんが、サス本体の中身が変わっています。
実は以前から取組んでいたリバルビングですが、当初は可能な限り抵抗を増やしていたの（ＨＡＲＤ）に対し、純正とＨＡＲＤのこれまた中間であるＭＥＤＩＵＭも作ってみました。

実際のＫＬＸ１１０Ｌには、フロントハードスプリング＆リヤハードスプリング＋ミディアムリバルビングを組み合わせてあります（写真左）。

あくまでファンライドレベルでの話ですが、我ながら満足な出来になったと思います。
レベルの高い人には、充分とはいかないかもしれませんが（最もそういう人はマシン関係ないんですよね）。

詳細はＨＰの「Ｋａｗａｓａｋｉ　ＫＬＸ１１０Ｌ サスペンションカスタムＡｄｕｌｔ」に書き込んでおきましたので参考までに。
そんでもって、いい気になって動画を編集してみました（出来は今一）。

更に宣伝するならば、
Prom：ＫＬＸ１１０／ＫＬＸ１１０Ｌ カスタムパーツ販売となります。

この後、今更ながら（繰り返しですが）、ＫＬＸ１１０Ｌ装着パーツのインプレが続きますので悪しからず。