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FREERIDE250Rのステアリングダンパー要加工!? [インプレ]

火付け役となったFREERIDE250Rに手間取っている訳なんですけど、何が?
そう、ステアリングダンパーにまだ試行錯誤。
KTMのパワーパーツであるのにここまで手古摺るとは・・・
と言いましてもステアリングダンパーそのものではないのですよ。
「SCOTS」のステアリングダンパーは優れものだと思います。
4.jpg
問題はブラケットの方。
BCスタッフも250EXC-Fに装着しているんですけど、気になる点があるもんの作動に問題はなし。
でも、その気になる点がFREERIDEでは問題点に発展してしまっています(車両の個体差もあるかも知れませんが)。
そのブラケットがこれなんですけど、
f1.jpg
このブラケットをアッパートリプルクランプの下フレームのネックに(ステダンとの接合/作動部分である突起が手前に来るように)取付けます。
そしてリングの切れ目をスクリューで締め付け、ブラケットが動かないようにフレームネックを締め上げるように固定します。
ここでしっかりと固定されないと、ステダンの稼働と共に共廻りして意味をなさなくなってしまいます。
ボルトオンではなく締め付けるので、ただでさえフレームの塗装が徐々に当たって・凹んで・削れて気になるので都度点検増し締めが必須なんですけど、FREERIDEの場合・・・
f3.jpg
写真右側がEXC系モデルで左側がFREERIDE、違いが分かります?
銀色のステムカラー(ブラケットと共に専用品に交換)の下にブラケットを固定しますが、その固定部分が何故か?抉れているのが分かると思います。
この抉れ部分(抉れている分だけ当然外径が小さくなってしまいます)にブラケットが中途半端に当たるので、ブレケットをスクリューで締め付けても締まりきりません。
しかもブレケットの形状(当り面)が均一の面(フラット)ではなく、手前側のフレーム溶接部分を避けるように(当らないように)テーパーにカットされているのです。
f2.jpg
分かり難いかも知れませんが、写真左側がフラットな面なのに対し、右側はテーパーになっていて1~2mm程しか接触面がありません。
このテーパー部分がフレームの抉れ部分に当りますので、ブラケットを締めても固定しきれない訳です。
エー!真面ですか!それじゃあ・・・ご尤もなご意見ですが、口にしたところで即時解決する訳でもなりませんので何とかしましょう。
対象方法としては、安易な発想ではありますが、要は締めつけられればいい訳ですので、ブラケットのスクリュウ固定部分の隙間を大きくして/締めつける範囲が多くなれば/締めつけた際の内径が小さくなれば良い訳です。
f4.jpg
合わせ面を1mmちょい削って隙間を多めにしてみましょう(ネジ山部分の方は削らないよう)。
これで漸く締めつけ固定が可能となりました。

このブラケット(ステアリングダンパー)は取付けるだけでは今回の問題点は浮き彫りとなってきません(気がつかないかも知れません)。
装着した後でステダンのセットをする際に、意識してハンドルを切って初めて分かる不具合です。
もし気が付いていない方がおられましたら、一度確認された方が良いかも知れませんね。
勿論、適度な頻度による点検増し締め等も忘れずに!
出来れば経験&専門知識豊富なお近くのKTM代理店さんに、一度ご相談して頂ければ尚可なのかなと思います。

実はこのブログをUPする前に作業は完了しておりまして、このFREERIDE250Rユーザーは既に慣らし運転をされたようです。
諸々踏まえた上で好感触!
経験の少ないユーザーさん(以前のブログを見れば分かります)なのですが、2スト混合250cc・エンデューロのようなトライアルの様な・キャスター角、何かと不安要素があったのですが、どうやらファーストインプレッションとしては上々の滑り出し。
頼りになる楽しい相棒となってくれる事でしょう。
来週の週末=3月第一日曜日定休で一緒に走りに行きますので、久しぶりに私も乗らせて貰おうと企んでおります。
その後のインプレに期待して下さい(多分書くと思います)。

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