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今となっては旧型の250EXC-F’13・・・この車格が安心感 [インプレ]

今更こんなこと言っては何ですが、ある程度の大きさ重さが安心感と言えなくもないかな?

2017年のKTMOFF-ROAD MODELは”100%NEW”をキーワードに完全リニューアル!
軽量化とマスの集中化を追求した新型エンジンを新型のフレームと新型のWPサスペンション+スイングアームというシャーシに搭載し、何から何まで”新型”づくし。
実際モトクロッサーでもエンデューロモデルでも、軽量コンパクトなのは一目瞭然。
試走してみると、はっきりと体感出来る差がそこにあります。
軽ければ軽い程,小さければ小さい程、乗り易く且つ最高のパフォーマンスを発揮する筈。

でも、妙に安心感があるんですよね。
この車格に,このパワー、そしてワンレート下げた前後のサスペンションスプリング+柔らかめのセット。
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こんな言い方をしては失礼ですが、ここのところ何かとビビリーな私にはこの乗り味がホッとします。
2013年モデルの250EXC-F SIXDAYS(ドイツ)です。
2017年モデルが一新されましたので旧型となってしまった訳(毎年何かしらの改良が施されているので2013年式だと見た目はともかく性能としては確かに旧型かも)ですが、否!依然として最高のパフォーマンスをもっているモデルだと思います。
BCスタッフもBCRTユーザー達も、依然としてこの年式前後に乗っていますから。
尤も2017年モデルはこれからですけどね。
そう、これから2017年新型モデルだと言うのに今更何故?
それは、新たなオーナーのもとへ嫁いでいくから。
JNCC等でも少し走らせていた車両ですので、整備してちょくちょく試走はしていたのですが、今回最終作動確認と言う事でお出かけしました。
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前後サスペンションの諸々セッティングで更に車高を下げシートも1cm程カットして、足つき性を良くしてみました。
タイヤもエンデューロタイヤではなく、一般公道走行用オフロードタイヤに履き替えて。
エンデューロモデルとしてはギリギリなセッティングなので、果たして如何なるものか?
一般道は?オフロードは?
タイヤのおかげもあり、新湘南バイパスでも〇〇km巡航で何の問題もなし。
手を離しても、振られる事も寄る事もなしで安定感抜群です。
軽くダートを流してみても頗る快調!
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モトクロスコースでのフープスやジャンプとか、エンデューロコースでのガレ場の上り下りとかでは無い限りこのセッティングでも安心して楽しく走る事が出来そうです。
2017年のNEW MODELと比較してしまうと僅かばかり大柄で車重もありますが、その車格こそが安定感に繋がっているのではと思ったり。
軽量コンパクトにしてハイパワーって勝るものなしってスペックなのだと思いますが、ある程度の経験や技術がないとクイックなレスポンスやハンドリングに戸惑う事にもなりかねません。
実際、2017年のKTMモトクロッサーに少々困惑してしまいましたから。
飽くまでも個人的な見解としてですが、何よりも肝心要となるのはサスペンションではないのかと・・・部品として車両として良い悪いではなく乗り手との相性が肝。
典型的な日本人体型にファンライドレーサーって人には尚更です。
出来れば今回の’13 250EXC-Fのサスペンションにリバルビング等施したいところでしたが、予算もある事ですしね。
それに、新オーナーはクローズド(レース)志向ではなく、オフ入門・遊び・林道ツーリングを見据えている方なので程程に。
とは言いましても、Enjoy CIRCUIT走行会では2機種の新旧レプリカモデルとクローズドミニを駆る経験豊かなライダーなので、秘めたるポテンシャルを持つEXC-Fを気にいって下さるのではと思っています。
私も今回の試走をした事で、久しぶりに林道ツーリングへ出かけてみたくなりました。
ここのところクローズドな活動ばかりでしたし、怪我もして少々臆病になってきていますので、決して侮っている訳ではありませんがマイペースで爽快に軽快に林道など駆け抜けてみたいと思います。
そんな折には、この旧型?250EXC-F SIXDAYSなんて最高の相棒となってくれるのではないでしょうか。

新たなオーナーさんも色々なシチュエーションで楽しい経験を積んで、10月のEnjoy CIRCUITそして11月のEnjoy OFFROAD、双方ともにご参加の程お待ちしております。
Enjoy OFFROAD走行会まで2カ月ほどありますのでね、少しは慣れておいて下さいね。

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