リハビリ中に迷子の犬を保護

先月1月22日にヒーローズ練習走行で転倒して怪我をして2週間経過。
肋骨は少しずつくっついてきている気がします。
腰は相変わらずで、寝返りを打とうとすると激痛で目が覚めるので、敷布団との抵抗を減らす為にマットにブルーシートをひいて身体を滑らすように動かすのが精一杯。
朝起きるときにビキッて激痛で身体が硬直して息が出来ない。
ここ数日で漸く痛みが和らいできたので注意しながら寝起きしています。
そして、左膝外側靱帯と脹脛靱帯の損傷だと思うのですが、なかなか治りません。
真直ぐに歩くことは全く問題ないのですが、少しでもぶれると痛くて支えきれず転びそうになります。
靱帯に伸びる力が加わると痛くて痛くて、普通に右足で抑えて靴が脱ぐことすら出来ません。

なんですけど、仕事はどうにかこうにか出来ています。
車も腰を曲げないように直立で運転できていますし、スクーターもステップの足で腰を浮かすようにしながら乗れてます。
流石に何もしないと硬直しちゃいますし、他の部分の筋力も落ちちゃいそうですので多少は動くようにしています。
病院へは行ってませんけどね。

って感じで2週間経ったので、徐々にリハビリを開始。
高低差が多いと流石に負担がかかって無理なので、いつもとはルートを変えて鎌倉の山をトレイルウォーク（軽く足ひきずりながら）。

北鎌倉の浄智寺から入って葛原岡大仏ハイキングコースをゆっくりゆっくり。
歩幅を狭く体重を真直ぐのせて少しずつ。

子供たちの悲鳴にも似た騒ぐ声が、前から聞こえてくるじゃありませんか！
何事？どうした？
近づいてみるとお母さんと思われる女性と子供三人、犬に絡まれて困っている様子。
［どうされました？］
［犬苦手なんですよ］
苦手じゃなくても、そりゃ困りますよね。
他にも数名の人がいるのですが、皆どうしていいのか分からず戸惑っている様子。
［分かりました］
［今行くからね、落ちついてね、大丈夫だよ、走らないで］
［ちょっと待っててね、おじさん足怪我しててゆっくりしか歩けないから］
首輪してるし毛並みもいいし痩せてもいないし野犬ではないようです。
首輪をつかんで、さあーーーて、どないしましょ？
［暫くは抑えてますので皆さん少しずつ離れて進んでくださいね］
・・・・・何人かが通りすがり状況を説明するも・・・・・そりゃそうですよね
そろそろ大丈夫かな？犬も落ち着いてきたみたいだし。
手を離した瞬間、猛ダッシュ！！
真面か、ふー、行くか、追いかけるか、なんで俺が、何故かそんなもんだよね、
小型犬を連れているご家族のところで絡んでました。
事情を話して再び首輪をギュッと手に。
［予備のリードがあるので使ってください］
そのご家族から予備のリードを頂きました、有難うございます。
水も飲ませてくれて感謝感謝。
その場にいた他の人は［どこかに連絡しましょうか？］
［大丈夫です、何とかしますので、皆さんどうぞ行ってください］

ビーグルだよね？パワフルなんだよね、足痛いんですけど。
暫く歩いていると、［すいません、私の犬です、離れてしまって］
ハイキングコースの下の民家の人だそうです。
良かったよ、一般道まで行ったら警察か保健所にでも連絡しなきゃって思っていたから。

一段落して再びゆっくりと、大仏には下りずにグルっとまわって極楽寺へ。
その後は江ノ電沿いに歩いて七里ヶ浜へ。

江ノ島正面から境川そして柏尾川沿いに、都合17kmを5時間かけてリハビリ終了。

完治するまでどのくらいかかるのか？
完治はしないだろうけど復帰できればいいんじゃねって事で。

にしても、こんな場面にちょいちょい遭遇するんだよね。
バイクで走っていて渋滞が？陸橋なのに何故猫が？怪我してるよね？バイクを止めて拾い上げてとか、
自転車で走っていて路上に、潰れてはいないけど息してないよね拾い上げてとか、
迷子の犬や猫なんて当たり前のように年がら年中、
今一緒に暮らしている我が家の愛猫も、駐車場でハイエースのエンジンルームに入り込んだ生後間もない子猫でしたしね。
野良に餌をやるなんてことはしないんだけどね、何故でしょうね？