ＫＬＸ１２５で the 32nd 8H POWER ENDURO リベンジどころか返討

ＢＣＲＴとしては毎年（細々と）参加している「８Ｈ ＰＯＷＥＲ ＥＮＤＵＲＯ」なのですが、実は私は３年ぶりなのですよ。
昨年は日程の都合がどうしても、一昨年はエントリーしたものの直前で ぎっくり腰に、そして３年前にはＫＬＸ１２５のクラッチが一周出来ずに焼き付いて、色々な意味で復活リベンジを期す今年は・・・

前日の土曜は通常仕事で２０時終了、準備してペアーを組むＢＣＲＴの”Ｏｚ”を迎えに行って、現地入りしたのが深夜２時過ぎ。
それからテントを張って２～３時間仮眠をとっての当日。
早々にスタートラインに並べて最終チェック。

まずは私が第１ライダーとしてスタートします（一周下見してライダー交代の予定です）。
ここでＢＣＲＴメンバー同士のお約束！
ＫＬＸ１２５にとっては一周目が何と言っても肝心なので、他メンバーは先行する事無く見捨てる事無くヘルプ要員って事で宜しくです。

迫力もないし面白くもないですが、コース紹介って事で動画なんぞご覧下さい。
例によって例の如く、お約束の一周目状態（ＭＸコースからＥＤコースへ）から始まります。
天気も良く路面コンディションも問題なく、このゼッケンですから焦る廻りの気配もなく、順当な滑り出し。
林間セクションをツーリング気分で、ミニＭＸコースを軽く流して、今のところは順調。
その後下り]渋滞待ちをしていると・・・あれれ？FE390”Ｔｂ”さんじゃないの。
早くも私を見捨てていくつもりだなー別にいいけど。
後ろについての沢への侵入、この段差が嫌なんだよねフレーム（エンジン）擦っちゃうから。
その後マニアと一般ルートの分岐点で”Ｔｂ”さんとサヨウナラ、勿論私は一般公ース。

この「廊下」と確か称されていたような？部分が肝なんですよね、そしてその後の「すり鉢」が・・・技術的に難所って事ではないんですけど、ルートというか路面（グチャ泥）に轍が手強い。
ＫＬＸ１２５のパワーだと一度止まると再スタートが困難に、その上轍が深くてフレームにステップあちこち擦ってちっとも前に進めません。
更にその後の下りが苦手。
私の体格でＫＬＸ１２５だと、つんのめってしまいそうで結構怖いんですよね（特に最近めっきりビビリーになった私には）。
その他はコースと言うより後続車ですね。
速い人の邪魔にならないように、早めに寄ったり場所によっては止まって［お先にどうぞ］って感じで・・・尤も動くパイロンですから気にせず躊躇せず抜き去ってくれるんですけどね。
そんでもって終盤の林間セクションを軽く流して楽しんで、トンネル潜って再びＭＸコースへと戻ってきます。
今回のＳＵＧＯは全体としてやや短めだったような気が、それに一般道に出る事が多くエスケープルートとして考慮されているのではと思いました。
実際、走り始めて４時間前後のところでアクシデント発生。
前半の下りルートに差し掛かると停止の合図が・・・１０～１５分位だったのかな？
その後レース一時中断の為、列を成して「廊下」そして「すり鉢」その上で待機してピットへと戻ります。
なのですが、「廊下」で案の定やっちゃいました。
運悪く泥が乾き始め重たくなってきたところに一列渋滞、前走者がスタック、追い抜き禁止、速度も出せず、ＫＬＸ１２５にとって最悪の条件で、私も嵌ってクラッチを焼いちゃいました。
自分が悪いんですけど一定速度で走れてさえいれば・・・嫌々どんな状況でも己の技術不足ですからね。
一通りの人が走り過ぎるのを見送って、Ｕターンして押して安全地帯へと移動します。
ＫＬＸを停めて、私は徒歩でピットへと戻ります。
漸くスタート地点まで歩いてきた時には再スタートの準備中。
この間返って来ないわ連絡とれないはレース中断してるはで、ＢＣＲＴの皆には心配をかけてしましました申し訳ない。

でも、ここでレース終了って訳ではありません。
念の為って言うか想定していたので（したくはなかったですけど）、クラッチのスペアーを用意していたのですよ。
諸々時間を要してしまいましたが、何とか復旧してチームメイトの”Ｏｚ”に残り時間を託します。
まあチェッカーを受けられただけでも良しとしますか。

私はスタートの１周／ライダー交代して２週／再びライダー交代しての２週目途中でクラッチ焼いて、都合４周半しか走れませんでした。
走って押して歩いて直して、いやはや疲れました。
総勢１６４台の中で唯一のＫＬＸ１２５だったのですが、来年は果たして・・・